第52回例会報告

1月7日17時15分から小野川交流センター一階会議室で、今年初めてのつくば和語トーストマスターズクラブ第52回例会が開催されました。

例会風景

年始と言うこともあり、出席率は7割程度でしたが、それでもゲストの方2名を含め16名の方が出席されました。

今日の言葉は「ドキドキ」です。外からの刺激によって鼓動が激しくなる様を言い、驚いた時、不安な時、嬉しい時に使う表現です。

最初に今日のトーストマスターから台湾のスピーチコンテストへ出席されたお話しがありました。台湾では現在5つの「日本語の」トーストマスタークラブがあるそうです。そこで幅広い年齢層の方が日本語スピーチに励まれているようです。海外で、しかも同じ国で5つもの日本語のクラブがあるは驚きました。今日のトーストマスターは現地のスピーチコンテストへ出席され論評を担当され、なおかつ賞を頂いたそうです。今までで一番嬉しい優秀賞かもとのことでした。

例会はまずテーブルトピックからです。今回は全てのスピーカーがほぼ同じ質問となりました。ドキドキわくわくすること、若しくは、されたことについてです。5人の方が述べられました。

最優秀テーブルトピック賞に輝いたのは、今年がどんなイベントがある年なのか、具体的に述べられた台湾の方でした。今年は、ロンドンオリンピックアメリカ大統領選挙、そして台湾総統選挙があり、ヨーロッパの金融危機も目が離せず、また「2012」という映画にもなった古代マヤ文明で予言されていた人類滅亡の年だそうです。スピーチでは、ドキドキしながらも準備しなければなりません、との結びの言葉でした。

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続いて準備スピーチです。今回の準備スピーチは次のタイトルでした。

  • こわがらない人々<CCプロジェクト2>
  • 3分スピーチのあがり対策<CCプロジェクト9>
  • あなたが犬を飼ったら<CCプロジェクト9>
  • コツと工夫<CCプロジェクト8>

「こわがらない人々」とは何でしょう?これは、スピーカーの方が韓国滞在中に北朝鮮の金総書記死去のニュースに接した時のお話しでした。このニュースに、これからどうなってしまうのかと不安に思うスピーカーの方とは対照的に、現地の韓国の方は全く気にする様子が無いギャップに驚きつつ、その原因を考察しながら、日本も見習うべき点があるのではないか、というスピーチでした。

「3分スピーチのあがり対策」は、生涯学習センターで3分間スピーチの講師を3年間務めた経験を基に、心理的な心構えが重要であるとの認識から、あがりを克服するための対策をお話しされました。挙げられた対策は次のようなものでした。

  • 普段から自己紹介スピーチで基本を作ること
  • 事前に成功イメージトレーニングを行なうこと
  • キーワードを記述したスピーチメモを用意してど忘れに備えること
  • たとえミスしても肯定的評価を与えて、それを次回のスピーチに生かすこと

これらのあがり対策はトーストマスターズのスピーチでも生かすことが出来る、大変有効な対策であると思います。皆さん、是非活用しましょう。

「あなたが犬を飼ったら」は、11年間飼っていたい犬を飼い始める経緯から始まり、家族の大切な一員となり、犬と交わすコミュニケーションやエピソード、そして別れまでを述べたお話しでした。亡くなる直前の犬との最後の会話には、私も以前飼っていた犬の最期を思い出してホロリとさせられました。犬から貰えるたくさんのことは想像以上ものがあり、もし良かったらあなたも犬を飼ってみてはいかがでしょうか、とのメッセージと伴に、是非犬好きになってみて下さい、との結びの言葉でスピーチを締められました。

愛犬と伴に

「工夫とコツ」はご自身の体験が実践された子育ての工夫とコツのお話しでした。ボーイスカウトの指導者をしていた時のご自身のテーマが「笑いと喜びに満ちた少年時代を」だったことから始まり、ご子息には、叱らないで笑わせること、親が子に対して怒らないことで子育てに励んだこと、そして常に二つのメッセージが上手く伝わるように心掛けたことを話されました。二つのメッセージとは

  • 世界は安心できる場所である
  • 自分の人生は生きる価値がある

この二つメッセージを伝えようと、繰り返し笑わせながら、自身の怒りを静めながら子育てに励んできたのが、ご自身が実践した子育てのコツと工夫であるとの結びでした。怒らない工夫としては、怒りは二番目の感情であるとの考えから、自身の怒りの感情の前にある一番目の感情を意識して、失望や心配などご自身の気持ちを子供に伝えることに努めたこと、怒らなければならない場面でも自分の感情を子供にぶつけないよう、ある本に出てくる言葉「犬だと思えば腹も立たない」を呪文として唱えたそうです。

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犬だと思えば腹も立たないとの呪文が載っていた本です

コミュニケーションタイムを挟んで論評セッション、続いて計時報告とえーとカウンター、今日の言葉報告、最後に受賞者の発表がありました。優れたスピーチの中でも今回は感動を与えるテーマがあり、論評のし甲斐もあったのではないでしょうか。

例会コミュニケーションタイム風景

総合論評者の方も仰っておりましたが、テーブルトピックは「当意即妙に頭を働かせ話す」という目的に沿えば、質問は回答者毎に変えた方が良かったかも知れませんね。

最後にゲストからの感想を頂いて閉会となりました。連続してゲスト出席されておられた方から入会の表明があり、当クラブとしては新年に相応しい良い門出になりました。

司会者と優秀者
本日の司会者と優秀者です。

例会後に、忘年会で出来なかったスピーチゲームを30分ほど行ないました。

つくば和語トーストマスターズクラブはとても暖かい雰囲気のサークルです。人前で話すのが苦手だけれど、スピーチや話し方が上手くなりたい方、是非一度見学においで下さい。クラブの雰囲気は言葉では伝えがたいところがあり、見学されてご自身で掴んで頂くのが一番だと思います。