第58回例会報告

7月7日17時15分から小野川交流センター1階会議室で、第58回つくば和語トーストマスターズクラブ例会が開催されました。

例会風景

今回は7名のゲストを迎え、全部で24名の方の出席を頂きました。今回の例会は七夕ということでプログラムにも七夕のイラストが掲載されています。

プログラム七夕

今日の言葉は「信じる」です。七夕伝説の織姫と彦星は、一年に一度会えることを信じていたということから「愛」よりも今回は「信じる」ということになりました。

係の説明に続いて、テーブルトピックです。今日のテーブルトピックのテーマは、「スピーチ」です。喫茶店に置いてあった原田マハさんのスピーチライターに纏わる小説「本日は、お日柄もよく」から取られたテーマです。テーブルトピックマスターはつい夢中になって呼んでしまい思わず書店で買い求めてしまったそうです。

  • 今まで聞いた中で印象に残っているスピーチ
  • 今まで自分がしたスピーチで印象に残っているもの
  • スピーチを行うにあたって心掛けていることで克服できたこと
  • スピーチをする上で努めてはいるが、克服できていないウィークポイント
  • 自身の結婚式で是非スピーチをお願いしたい人は誰ですか?
  • 七夕でお願いしたいことは何ですか?

優秀賞を得たのは、今まで聞いた中で印象に残っているスピーチを話された方でした。印象に残るものとしてスティーブ・ジョブズのスタンフォード大学の卒業式における卒業生に贈るスピーチを挙げられました。

今まで自分がしたスピーチで印象に残っているもので挙げられたのは、一対一でするスピーチ、即ち告白とのことでした。なるほどこれは真剣になるスピーチですね。

計時係報告に続いて準備スピーチです。今回の次の4つでした。

  • 「言葉」CCプロジェクト#2
  • 「成長のためのレンズ」CCプロジェクト#4
  • 「目に見えないもの」CCプロジェクト#10
  • 「ワールドカフェ」CCプロジェクト#10

言葉」は言葉の持つ影響力と重みについてのお話でした。採用試験で不合格になり失意の底に居た自分を、たった一つの言葉が再び夢への情熱を取り戻す気持ちになり、底から這い上がらせてくれたこと。人生の大きな岐路において自分の決断を奮い立たせてくれるのが言葉の影響力であり、言葉は積み重ねて来た経験や見識によって裏打ちされて初めて重みを持つ、だから自分の一つの言葉に胸を熱くすることができたこと。そして夢を叶えるその日まで、自分を信じてそれらの言葉とともに走り抜けたいと結ばれました。

ここでスピーチの中で挙げられた「たった一つの言葉」を紹介したいと思います。

 鬼嵐(関取になるまで12年間、外国出身力士で最も遅い昇進した力士)の十両昇進会見で「12年間ここでやったことが無駄だったと、人に言わせないために、絶対に上がりたかった

成長のためのレンズ」は、ご自身のお仕事である環境問題についてのお話でした。6月20日から22日にブラジルリオデジャネイロで開催される国際会議(RIO+20)に向けて地球環境概況第5次報告書(GEO-5)の執筆に尽力されたこと、生活水準のアップによる消費生活の拡大が環境問題を増加に繋がっていること、例えば中国では大気汚染が問題になっているが、これは単に中国の健康問題に留まらず気候変動を引き起こし地球全体の問題となっていること、そして私達一人一人が環境問題について何ができるのかを考えるために7月21日に国立環境研究所が一般公開を行うので、ご自身のECO力をアップするためにも行って見てはどうかと提案されました。

環境研究所 夏の一般公開

目に見えないもの」は10回目のスピーチということで「大切にされているもの」についてがテーマでした。それはご自身が先生をされておられる生花の四方正面(四方どの角度から見られることを意識して生ける)や後ろ生け(背面を見ずに生ける)を通して、目には見えないものを見ようとする感性を磨くこと。自分は生花を通してこの感性を磨くことを努力しているが、生花をしない人でもコミュニケーションを取る際に、相手のことを思い見えないものを感じよう近づこうとすれば、関わりは深くなり親しい人がたくさん増えるのではないか。感性を磨いていけば70歳80歳になった時にもっと素敵に花を生けることができ、たくさんの生徒を持つことができるのでないかとのお話でした。

四方正面の生花
四方正面で生けたお花です。四方向から撮影した写真を繋げてみました。

後ろ生けの実演風景
後ろ生けの実演風景です。演者は全く正面を見ずに生けるそうです。

ワールドカフェ」は先日スピーカーが主催したワールドカフェと呼ばれる会話の場のお話でした。こちらは市の保健センターが認知症予防活動の一環として行なっている会で、会員同士のコミュニケーション不足から話の交流目的で主催されたそうです。ワールドカフェでは、4−5人のグループでダイアログ方式で話し、30分毎にメンバーチェンジを繰り返して話す、テーマは決めるが議論はせずに自由な発想で話し質問や気付きを投げかける、話し合いの場を作り出します。会員同士の交流が目的だったため、出来るだけ多くの人を顔合わせ、知り合う機会を設けるためにメンバーの組み合わせに苦労されたとのことでした。アンケートでは会員68名中33名が出席され26名の方が前向きに評価して頂けて嬉しく思ったと結ばれました。

計時係報告と投票のあと、コミュニケーションタイムに続いて、論評セッションです。今回も前回と同じように改善点の指摘が単なる指摘に留まらず、このようにスピーチしてはどうかと具体案で示された論評がありました。準備スピーカーにとっても参加者にとっても分かりやすく為になる視点からの論評方法だと思います。

模造紙が使用されたスピーチに対する論評の中で、模造紙を使う意義について考えさせれたとの指摘がありました。最近はプレゼンテーションソフトを使うことが多いのですが、プレゼンテーションソフトは一枚一枚が切り替わってしまい前に戻れません。それに比べて模造紙だと流れるということがないので、見逃しても全体をすぐに振り返ることができます、模造紙の利点を再認識させられた指摘でした。

計時係の報告、エートカウンター報告、今日の言葉報告に続き、総合論評、そして受賞者発表です。

司会者と優秀者

最後に新役員の紹介とゲストからの感想を頂きました。今回も2名の方が新規入会を希望して頂きました。次回が入会式となりますので宜しくお願い致します。引き続きゲスト参加でも大丈夫ですので、次回もお気軽にお越し頂ければと思います。またこれをご覧になってどんなところか見てみたいと興味を持っていただいた方、是非お問い合わせからゲスト参加をご希望下さい。雰囲気だけでも味わって頂ければ、どんな活動をしているのか、ご理解頂けると思います。